くだものサプリメント

蜜入りのサイエンス

 葉で光合成によって作られた養分は「ソルビトール」と言われ糖とアルコールが結びついた化合物です。
果実に運ばれて果糖、しょ糖、ブドウ糖など甘さの物質に変化します。 寒さが進み温度が下がると、ソルビトールを 分解する酵素の働きが弱くなって分解が進まず、ソルビトールのまま細胞の隙間に溜まって来ます。
これが蜜として皆様にお目に掛かる訳です。 春になると段々細胞内に散って、見えなくなりますが、中身が変わる訳ではありません。


 

機能的な働き

 りんごは中性脂肪を減らす働きや血液中のビタミンCを増やしたり、果実のポリフェノールは消臭、虫歯予防、 アトピー軽減等の働きがある事が発表されています。

 乳がん予防にも効果。1日1個のりんごで乳がんから身を守る。高価な栄養補助食品(サプリメント)に頼るよりも、果実を食べるほうが健康に良い事が、米国の大学で実証。りんごによる乳がん腫瘍の減少率:1日あたり 1個25% 3個25% 6個61%のデータが示された。

 ペクチンやセルロースなどの植物繊維などが多く含まれています。植物繊維は栄養素の1つに含まれ、コレステロールの上昇を抑えビフィズス菌の増加により、生活習慣病予防効果が期待されます。

 ミネラル中のカリウムは、ナトリウムの排泄を助けて血圧を正常に保ちます。調理をしないでそのまま食べることが、カリウムの摂取にさいてきです。

 くだものの繊維質は整腸作用に良いとされています。 りんごの植物繊維が、モルヒネによって誘発される便秘の解消に 有効であると大学病院で証明されました。

 西欧のことわざに「一日一個のりんごを食べると医者知らず」と言われます。毎日食べて健康で過ごしたいものです。

 

 

季節のくだもの

体の為になる機能性を秘めたくだものたち。
「くだもの王国」長野県には季節のうつろいと共に旬の果物が色々あります。
しかもそれぞれが健康に役立つ機能を持っております。
ぜひお試しください。
さくらんぼ ブルーベリー プラム プルーン
6月・7月 さくらんぼ 7月・8月 ブルーベリー 7月・8月・9月 プラム 7月・8月・9月 プルーン